ホテルニドム(北海道苫小牧市)
ホテルの基本情報 | |
---|---|
住所 | 〒059-1365 北海道苫小牧市字植苗430 |
Webサイト | https://www.nidomresort.jp/hotel |
電話番号 | 0144-55-8000 |
タイプ | リゾートホテル |
旅の先に待つ、心を満たす瞬間

アクセスとチェックイン
ニドムリゾート内のニドムホテルへは、新千歳空港から無料送迎バスで約15〜20分。今回はニドムクラシックコースでのラウンドに合わせて宿泊しました。ゴルフ場と宿泊棟が近いのはリゾートならではの利点。朝早いスタートでも移動負担が少なく、体力をプレーに集中できます。フロントで手続きを済ませた後、スタッフの方に各コテージまで車でご案内いただきました。

本館周辺の芝生は見事に整備され、ゴルフリゾートならではの端正な風景に心がほどけます。
滞在日は朝から夜まで複数のリゾートウエディングが行われていて、人気の高さを実感。石造りの教会、湖畔、木漏れ日の森――どこを切り取っても写真映えする夢のステージです。夜にはガーデンパーティーの明かりがきらめき、祝福の余韻がリゾート全体を包み込みます。



コテージ「リスの森」で過ごす時間
今回の客室はコテージ「リスの森」。進むにつれて緑が深まり、木陰を抜ける風が心を軽くしてくれます。2階がエントランス、リビング・ダイニング、1階がベットルームというメゾネット構成。上階には簡易キッチンとリビングの先にウッドデッキがあり、左右にテーブル&チェア。夏場は外での朝食や読書も気持ちよさそう。リビングの薪ストーブはまだ季節外れでしたが、インテリアとしても雰囲気抜群でした。





下階にはバスルームとトイレ、そして2つのベッドルーム(計4ベッド)。複数人の滞在でも心地よく過ごせる間取りです。各ベッドルームから外に出られるドアがあり、石畳のポーチにはチェアが4脚。湖を眺めながら深呼吸するだけで、心が静かに整っていくのを感じます。
アメニティはTHANN。タイ発の上質なスキンケアの香りが、旅の疲れをほどよくほどき、海外リゾートを思わせるリラックス感を運んでくれます。使い心地と香調のバランスが良く、滞在の満足度をそっと底上げ。





湖畔散歩 ― トムトム湖
コテージのそばには「トムトム湖」。アイヌ語で“きらきら輝く”という意味をもつ名のとおり、穏やかな水面が空と森を映し込みます。小川が湖へ注ぎ、紅葉の葉が風にゆれて落ちる音。ボートの船着き場越しに眺めるロッジや木々が、幻想的な一枚の絵画のようでした。



夕食1日目 ― 北の海と畑の恵み
夕食はゴルフ場のクラブハウスで。円形のユニークな建物の中に、ジンギスカン専用の別室も。初日は海の幸を中心に、焼き魚や新鮮な野菜など素材重視のセレクトで。北海道のウニはやはり別格で、思わず言葉を失うほどの甘みと余韻でした。



余市シングルモルトの驚き
この夜は余市のシングルモルトも初体験。ふだんはウイスキーをあまり飲まない私でも、豊かな香りと奥行きのある味わいにすっと惹き込まれました。ロックで氷がほどけるほどに香りが開き、余韻もしっとり続き、料理とも好相性。旅先で「好き」が増える瞬間は、記憶に残る小さな贅沢です。

夕食2日目 ― ジンギスカンの常識が変わる
2日目はお待ちかねのジンギスカンを。クラブハウスのガラス張りの専用室で、煙対策もしっかり。東京で食べたときの強いクセの印象から苦手意識があり、前回は空港で軽く頂いた程度です。

しかし、ニドムのラムは本当に驚くほどクセがない。丁寧な下処理と鮮度の良さを感じるやわらかさで、思わず追加注文。苦手な方でも印象が変わる一皿だと思います。
※詳しいこだわりは公式レストランページもぜひ





まとめ ― 旅ゴルフ基地としての完成度
空港から近く、自然に抱かれた静けさと、ラウンド動線の良さ、そして食の満足。ニドムホテルは「朝はフェアウェイ、夜は湖畔の灯り」という二つの表情を一度に味わえる場所でした。友人同士の滞在はもちろん、ウエディングや記念日の旅にも。次は薪ストーブに火を入れる季節に、もう一度。
施設及び訪れた印象
交通
無料送迎バス | 有り(要予約) ※運行時間やバス予約は公式サイトでご確認ください。 |
車の場合 | 新千歳空港から国道経由で約20分、または高速経由で約15分 南札幌ICから道央自動車道で苫小牧東IC経由で約25分 |
その他
リゾートウェディング | 教会・湖・森の三拍子。フォトスポットが豊富で前撮りにも最適です。空港至近でアクセス良好、滞在型の祝宴が叶います。 |