「ボールが飛ばない」——多くの女性ゴルファーが抱える悩みに、50代の私が向き合いました。話題のスイング理論や道具の工夫、柔軟性向上、そして筋力アップ器具を使った実践まで。自分に合う方法を選べるよう、複数のアプローチをまとめてご紹介します。
なぜ飛距離アップを目指したのか
ゴルフを続けていると、一度は直面する「ボールが飛ばない」という壁。特に50代になると体力や筋力の衰えを感じやすく、ドライバーの飛距離不足に悩むシーンが増えました。飛距離が伸びればセカンドが楽になり、ラウンド全体がもっと楽しくなる——そう考えて「飛距離アップ」が私のテーマに。
私が試した筋力アップ法(ヘビーヒッター)
使った器具と選んだ理由
私が取り入れたのはelitegrips(エリートグリップ) ワンスピード ヘビーヒッター(40インチ/約453g、カラー:クリアーオレンジ)。通常より重いクラブで素振りすることで、下半身・体幹を含めた全身連動のスイングを自然に身につける狙いです。
やり方と感じた効果
- 素振りセット:10〜15回 × 2〜3セット(休憩を挟みながら)。週1回からスタート。
- 意識ポイント:肩甲骨を意識する、フィニッシュまで振り切る、呼吸を止めない。
- 体感変化:実クラブが軽く感じる/初速が上がった実感/ミス時のブレが減少。
即効性よりも継続がカギ。4〜6週間で素振りが安定し、3〜6か月で「キャリーが前に伸びる」手応えが出てきました(個人差あり)。

他の飛距離アップ方法(選択肢いろいろ)
体型・筋肉量・スイングタイプは千差万別。正解はひとつではありません。下の表で全体像をつかみ、合いそうな方法を深掘りしてみてください。
私もいろいろ試しました。方法は正しくても、自分に合っていないと上手くいきません。
最初スイング理論の下半身リードを試しましたが、私は振り遅れが常に発生し、とても難しく感じました。
一つを試してダメでも諦めないで、自分にあった方法を探してみてください。
アプローチ | 主な内容 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
スイング理論 | 下半身リード/シャローイング/コック活用 | 効率的にヘッドが走る、力に頼らない | タイミング習得に時間、独学だと癖がつくことも |
フィジカル強化 | 体幹・下半身の筋力アップ、重い素振り | 安定性とヘッドスピードの土台づくり | やり過ぎは故障リスク、継続が必要 |
道具の最適化 | 柔らかめシャフト(L/R)、高ロフト、適正ボール | 即効性あり、負担少なめ | 合わないと逆効果、試打・フィッティング推奨 |
柔軟性・可動域 | 肩甲骨・股関節ストレッチ、呼吸・リズム | 可動域UPでスイングが大きくなりやすい | 効果が出るまで時間、毎日の積み上げが鍵 |
スイング理論を取り入れる
- 下半身リード:腕で振らず、腰回転を先行。全身の力を効率伝達。
- シャローイング:ダウンでクラブをインサイドから。ヘッドが走りやすくスピン過多を抑制。
- コック活用:手首角を保ち、インパクト直前に解放。タイミングが合うと一気に伸びる。
クラブ・ボールを見直す
- シャフト:柔らかめ(L/R)でしなりを活用。
- ロフト:12°前後は打ち出しが上がりキャリーが伸びやすい。
- ボール:低〜中ヘッドスピード向け設計で初速サポート&スピン抑制。
柔軟性・コンディショニング
- 肩甲骨まわり:可動域UPでトップが深く、スイングが大きく。
- 股関節:下半身安定→再現性UP。
- 呼吸・リズム:力みを抜くとヘッドが自然に走る。
まとめ|50代でも飛距離アップは可能?
飛距離アップの道はひとつではありません。スイング、フィジカル、道具、柔軟性——それぞれが有効な選択肢です。私はヘビーヒッターでの素振りを継続し、ヘッドスピードとキャリーの伸びを実感しました。大切なのは、自分に合う方法を無理なく続けること。今日の小さな前進が、明日の自信になります。